私の本来の職業は美容師です。
私自身、ガンを患ったことがありますが、闘病生活を振り返るとさまざまな苦労がありました。
その当時を思い出し、白血病やがん治療における後遺症としての脱毛・無毛となってしまった患者及び看護家族に対して、この時期の日常生活(闘病生活)を快適に過ごす為のツールを提案することや、メンタル面のサポート(ケア)をしたいと思い、「NPO法人この指とまれ」を立ち上げました。
以前、私が営む美容室を訪れたお客様の一人が「髪が抜け落ちた私の顔を子どもが見てくれない」と泣く母親の姿や、子どもの頃から来ていたお客様の困った様子に、ヘアピースを利用したアイディアグッズを作ってくれました。
カツラは販売されていますが、高価であったり、日常的に使うには不便なこともあるのが現実です。
それからは、帽子とヘアピースを組み合わせ、さらにはバリエーションを増やしていくなどの試行錯誤を繰り返し、「美楽来るキャップ」を創り上げました。
その後、ありがたくも実用新案の認可をお受けすることができ、日本発明協会主催のコンテストでは奨励賞も受賞させていただきました。
女性にとっての髪は特別なものです。病気に負けずに、明るく楽しく、そしておしゃれに過ごしてほしいと願いを込めています。
3月11日の発災以来、この「美楽来るキャップ」を震災復旧復興において、避難所/仮設住宅での炊き出しボランティア業務などで活用したり、不織布で作成したものを除染作業において活用しよう!というアイディアが広がっています。
そして、「美楽来るキャップ」が復興過程で広く利用されていくことで、新たな雇用を生み出す契機になればと願っています。
詳しくは
<<こちらから>>
もしくは、NPOこの指とまれHPで。